ホーム > 船積みのご留意点 > 船積書類の記載方法について-その3-

船積みのご留意点

2003年02月03日

船積書類の記載方法について-その3-

さてお客様には、過去2回にわたり米国税関のいわゆる24時間ルールに関するB/L Instruction記載内容についてお願いをさせて頂きましたが、本年2月2日(最新の税関発表では、2月1日ではなく2月2日となっております)からの本格施行に伴い、再度下記の点についてご案内申し上げます。特にATTACHED SHEETの取り扱いに関して、お客様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
またTO ORDER B/Lの扱いについては、税関の1月23日訂正のFAQ(= Frequently Asked Questions)に基づき、一部訂正しております。その他一部追加(貨物の記載内容、データ訂正等)、訂正もしておりますので、一度全体に目を通して頂ければ有難く存じます。本件に関するお客様のご協力をお願い申し上げます。

1.貨物内容の記載

2.To order B/LとActual Consigneeの記載
米国税関ルールは、TO ORDER B/Lそのものを禁じている訳ではありません。また弊社は、TO ORDER B/Lは通常通り発行致しますのでご安心ください。米国税関の要求は、AMS用にACTUAL CONSIGNEEが必要と言うことです。本件については、米国税関ウェブサイトに掲載されている1月23日改定のFAQに最新の解釈が出ております。原文は以下の通りです(32. Data Element #9)。

"Therefore, Customs has decided that "to order" will be acceptable in the consignee field. However, this field must contain "to order of (the actual name of the bank, shipper, etc)" and address, and the first notify field must contain the actual consignee with the U.S. name and address."

上記によれば、CONSIGEE欄のTO ORDERは認めるが、TO ORDERだけではなくその後に続く銀行やSHIPPER名及び、その住所が必要となります。一方、1ST NOTIFY PARTYには、ACTUAL CONSIGNEEを記載するよう指示しています。これに伴いまして、以前弊社からは、

「To order B/Lの場合、特に他に記載が無い場合は、1ST NOTIFY PARTYをACTUAL CONSIGNEEとしてAMSに伝送します。但し、1ST NOTIFY PARTYがACTUAL CONSIGNEEで無い場合、お客様におかれましては別途2ND或いは3RD NOTIFY PARTY欄に以下のように記載をお願い申し上げます。・・・」
とお客様にご案内しましたが、この新しい税関の解釈を受けて、以下の様にさせて頂きますので宜しくお願い致します。

「To Order B/Lについては、1ST NOTIFY PARTYにACTUAL CONSIGNEEを記載するよう依頼申し上げます。但し1ST NOTIFY PARTYがACTUAL CONSIGNEEで無い場合、お客様におかれましては別途2ND或いは3RD NOTIFY PARTY欄に以下のように記載をお願い申し上げます。

(ACTUAL CONSIGNEE)
団体名或いは個人名
住所(米国内に限る)

弊社では、上記のように記載された場合、このACTUAL CONSIGNEEをAMSに伝送させて頂きますが、B/L面上には記載致しません。尚、弊社ではNotify PartyがACTUAL CONSIGNEEであるかどうかの判断は出来ませんのでご協力をお願い致します。

3.Actual Consigneeの記載
To order B/L以外でも、CONSIGNEEがACTUAL CONSIGNEEで無いケースでは、上記同様に別途2nd或いは3rd Notify Party欄に以下のように記載をお願い致します。

(ACTUAL CONSIGNEE)
団体名或いは個人名
住所(米国内に限る)

弊社では上記と同様に、記載されたACTUAL CONSIGNEEをAMSに伝送させて頂きますが、B/L面上には記載致しません。繰り返しますが、弊社でACTUAL CONSIGNEEの判断は出来ませんのでご協力をお願いします。

4.SHIPPER
SHIPPERに関しては、"The complete name and address"とありますので、必ず住所の記載をお願い致します。

5.貨物の梱包形態
ご存知のようにSKID、BUNDLE、PALLETという貨物の梱包形態は、米国税関では認められておりません。弊社では、SKID、BUNDLE、PALLETとある場合は、その中の梱包形態及び個数を入力するようにしております。例えば"1 PALLET (100 PACKAGES)"とある場合は、"100 PACKAGE"の方をAMSに伝送します。或いは、"1 PALLET (100 CARTONS / 10,000 PIECES)"の場合は、100 CARTONSを伝送します。お客様におかれても、この点にご留意の上、「外から見て分かる最小梱包単位及びその個数」を記載頂けます様お願い致します。

6.カナダ及びメキシコ向け貨物
米国で荷揚げされず、米国に寄港した後で米国外に向かう貨物は、FROB(=Foreign Cargo Remaining On Board)と規定されています。米国税関によれば、このFROBにも本ルールは適用されるとのことです。従いまして、弊社北米航路船積みカナダ向け貨物についても、貨物の正確な記載をお願い致します。米国で直接荷揚げされる貨物は全てこのルールが適用されますので、クロスボーダーでの米国経由メキシコ向け貨物につきましても同様に貨物の正確な記載が必要となります。但し、Consignee、Notify Partyは、米国の住所である必要はありません。

7.貨物の記載内容について
貨物の具体的な記載内容に関する指針が、米国税関ウェブサイトのFAQ(1月23日改定)に掲載されています。"30. Data Element #7"に詳しい説明とともに具体的な品目が、表形式で"NOT ACCEPTABLE"と"ACCEPTABLE"に分かれて記載されていますのでご覧ください。当初から比べると、一部品目に関してはかなり解釈が変更されています。

8.データの訂正について
一度AMSに伝送したデータの訂正に関しては、「原則として一度提出された船積みデータの訂正には応じかねます」と以前にご案内ご案内させて頂きました。やむを得ない訂正する発生した場合、その訂正したデータは再度米国税関へ送らざるを得ません。訂正内容(貨物の記載内容の変更、CONSIGNEEの変更等)によっては、税関のさらなるチェックを受ける可能性が有り得ますので、訂正のない情報を提出して頂けます様お願い致します。

以上

このページの先頭へ